アストラエアの白き永遠 落葉√ 感想
前々から生放送で楽しみにしていると連呼していた「アストラエアの白き永遠」がついに発売され、速攻購入してきました。
とりあえず入りのルートであろう落葉が終わったのでその感想を
主人公が居候させてもらうことになった家の女の子。妹の葉月と二人暮らしです。
母親は他界しており、父親も仕事の都合で別居状態ということでまあ定番の「家族」というテーマを元に物語が進んでいきます。
もともと、それ関連の話にあまり強くないのですが特にこの落葉√はグッとくる部分が多かったです。
どちらかというと葉月を基軸として話が展開していくのですが、その中で家族との向き合い方や頼り方など、今までバラバラになっていた家族が再確認していくことで主人公もまた家族というものの暖かさを知っていくことになります。
その中で落葉は無自覚だった主人公への恋愛感情と向き合い、また恋人になった主人公と葉月と共にどう接するのか、 という流れで物語は収束へと向かっていきます。
全体的に、葉月がすごく大人です。大人というのは見た目よりもすごくしっかりしているという意味なのですが、幼稚園児の思考回路とは思えないですね。序盤から終盤にかけて葉月が関わってこないという展開はほぼなかったと思います。それぐらい葉月が重要なシナリオです。
セクロスシーンは2つ。まああんまり多くても進めるのがしんどくて萎えちゃいますし、個人的にはこれが適度な塩梅でした。
ここは正直ぐう抜けだった。
他に評価したい点といえば(たくさんあるけど)やはりBGMですかね。
エロゲのBGMってあんまり残念なイメージがなくて、アス永遠も例に漏れずBGMが秀逸でした。特にタイトル画面のBGMはずっと聞いてても飽きなくて、すごく心に染み渡る感じです。
あとは落葉√そのものとは関係ないのですが、とにかく魅力的なキャラが多い。
最近は高い金叩いてエロゲを勝っても、キャラが可愛いだけで他には魅力が無いため一人攻略して終了、ってことが多々あったのですが、今回は「すごいそのキャラのことをもっと知りたい」と思わせるキャラが非常に多かったです。恐らくシナリオが一役買ってる部分もあるんでしょう。
久しぶりに引き込まれてしまったゲームでした。買ってよかった。